2017年12月13日

大分高専ロボコン応援の歴史とロボコン大賞

Filed under: ロボコン,報告,関東支部について — admin @ 10:41 PM

20171214関東支部井堀

明愛会関東支部の同窓会開催日は高専ロボコン全国大会の前日を開催日として、13回目を迎えた。どうして全国大会の前日かというと全国高専の中で、唯一全国大会に出場したことがないのが、当時大分高専のみという状態だった。そこで少しでもムードを盛り上げて上位入賞に繋げて欲しいという強い気持ちで応援を兼ねて開催日を決定した。

2005年丁度第1回の支部総会の時、初めて全国大会出場したと思う。全国大会の会場で「大分高専が最後の全国大会初出場校」とのアナウンスがあったことを記憶している。当時は地区大会でもなかなか上位には行けない状態で、「高床式ぱっちん号」が審査員の推薦で全国大会出場が決定した。

2013年から連続して全国大会に出場できる状態に成長し、支部としても応援の寄付をしたが、ロボットの完成度や大会の雰囲気もなれておらず、操縦の練習不足が目立つ状態が続いていた。

2016年から激戦地区大会と言われた九州沖縄地区大会で2年連続して優勝するまでレベルに上がり、昨年は2回戦で敗れたが、ワイルドカードに選ばれて全国大会準優勝を勝ち取った。ここで学生は全国大会の優勝も射程距離に入ったと感じたと思う。

2017年の記念すべき高専ロボコン30周年記念大会を大大的に取り上げているNHKでしたが、それ以上に大分高専ロボコン部は昨年のリベンジとして全国優勝を狙っていたと考える。

組み合わせを見た時、2回戦で地区大会優勝を争った北九州と再び戦う組み合わせに少し不安を覚えた。北九州の体当たり作戦をまともに受けてまずい状態だなと予感したが、大きさとパワーに押されて惜敗してしまった。動きのいいロボットだったので、中央付近まで素早く移動して、バスケのようにフェイントをかけて体当たりをすり抜けて2台で本陣の風船割をタイムで競う作戦を実行してほしかった。後でいろいろ言うのは簡単だけど、大会の雰囲気ではかなか思い切った作戦は難しいだろうが、体当たりは避けて欲しかった。

表彰式では本田技研工業の特別賞を頂き良かったと思ったが、最後の発表ロボコン大賞で大分高専がコールされた時、応援団一同及び出場者選手一同、まさかとびっくりして大喜びした。審査員は地方大会や書類審査も含めて総合判定しているのだと思った。来年こそ全国大会優勝をしてくれるだろう。

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